最近ハマっている人
こんにちわ。Boxieeです。
仕事が忙しいを言い訳にblogをサボってました。笑
人間って出来る理由は中々見つからないけど、
出来ない理由はすぐに見つかりますよね。
つくづく自分の弱さを感じます。。
と、いきなりネガティブな感じになりましたが、
今日は最近私がハマっている人について書きたいと思います。
前提として私の好きな人(男女という概念ではなくて、人間として)の
基準として以下のものがあります。
・自分の意思や考えを持っている
・どことなくアウトローな匂いがする
・潔い
・人間の弱かを隠すようなきれいごとやスローガンばかりでなく、
人間の弱さを認識した上で、どうするべきか、本質は何かを考えている。
まだまだ上手く言語化出来ていませんが、上記のような感覚です。
今年に入り、仕事が大変になり、軽くうつ状態で、
好き嫌いという感情自体が薄くなっていたのですが、
(特に好きという感情)
最近、「この人なんかいい!好き!」という人に出会いました。
(出会ったと言っても、本やネット上だけですけど。
一方的に僕が知っているだけですけど。)
僕が最近ハマっている人は楠木建さんという方です。
一橋大学院で競争戦略を教えている教授です。
戦略って難しいなーと悩みながら、ネットサーフィンをしていて、
たまたま楠木さんの記事を見つけたのがきっかけだったのですが、
記事を読むとすごく面白い!
楠木さんが書いている本は全て買って読もう!と思った程です。
(現時点で「好きなようにしてください」「ストーリーとしての競争戦略」という本は読みました。)
何が良いかって、
・潔い(きれいごは言わず、嫌なことも含めて本質的なことをズバッという)
・文章が面白い(ちょいちょい挟む小ギャグに中毒性あり)
・アウトローっぽい(一般的な教授ぽくない。いい感じの不真面目感がある)
競争戦略を教えているのに、経営(戦略)はセンスと言い切ってますからね。
(誤解がないようい細かく書くと、このセンスとは天から授かったギフトという意味合いではなく、自分の好き嫌いに根ざしたもの、人から教わって育つものではなく、自分自身で育てるもの)
本当にその通りだと思います。
数学のように方程式などなく、考えや行動の範囲も明確ではない経営や戦略の領域は
「これをやれば絶対に大丈夫」とかはないですよね。
もうセンスとしかいいようがない世界だと思います。
楠木さんはこのことを以下のような例を用いて説明していました。
(記憶を辿って書いているので一語一句正確ではありません)
経営や戦略はファッションに似ている。
いくらネクタイが有名ブランドでおしゃれな人が多く着用しているものでも、
全体との調和(色使いなど)が取れてなかったり、その人自身に似合っていなかったり(その人が持つ雰囲気や見た目、スタイルなど)すれば全然おしゃれではない。
おしゃれとは、部分的な話ではなく、全体的なもの統合であり、それはセンスとしか呼びようがない。
あーなるほどなーと思いました。
僕も仕事上で営業戦略を考えなくてはいけない状況にありました。
そんな時には、「どうすれば良い戦略を作れるか」「何か良いやり方はないか」と答えを探すように本やネットサーフィンをしていましたが、この言葉を見て、
「あーやっぱりそんなものはないんだな」「自分で徹底的に思考して、ゲロ吐きそうな思いをしてできるものなんだな」と思い知らされました。
痛いところを突かれた感じはありましたが、言われてみれば当たり前ですよね。
もし、戦略を作るための絶対的な方程式があったとしても、全ての企業がそれを使って戦略を作った途端、皆が同じことをする訳ですから、競争優位性自体がなく、
良い=勝つための戦略ではなくなる。
いやースカッとしましたね!
とまぁーこんなことを最近思いました。(まとめ雑)
まだまだ、スカッとする名言がありますので、
ご興味あればぜひ、調べてみてください!